2024年3月8日
お知らせ

来年度の主な施策のうちから、今回は、医療・福祉の充実についてご紹介します。

医師確保については、救急や小児・周産期など政策医療を担う地域の中核病院の医療機能を強化するため、必要な医師確保に重点的に取り組むとともに、医師の地域・診療科の偏在解消に取り組んでまいります。

 

重度の身体障害者・知的障害者・精神障害者の方を対象にした医療費助成制度、いわゆるマル福制度については、知事就任後の2019年4月から精神障害者保健福祉手帳1級保持者を対象に加え、制度を拡充しましたが、精神障害者の方々の収入面での課題は大きく、その改善についてご要望をいただいております。
このため、新たに本年4月から、マル福制度の認定要件に精神障害者保健福祉手帳2級を保持し、かつ、中度の身体障害者手帳又は療育手帳を保持する、いわゆる重複保持者を加えることとし、健康の保持と経済的負担の軽減により、障害のある方も地域で安心して暮らせる社会を目指してまいります。

 

あすなろの郷の再編整備については、2025年度の供用開始に向け、県立のセーフティネット棟の建設工事を進めるとともに、県と民間事業者の役割分担と連携強化のもと、入所者の円滑な移行に向けた準備を進めてまいります。