2024年3月5日
お知らせ

県議会は本日から代表質問・質疑が始まりましたが、来年度の主な施策についてご紹介します。

今回は、質の高い雇用の創出等についてです。

 

若者が望む質の高い雇用をできる限り多く創出できるよう、半導体や次世代自動車、宇宙関連等の成長分野をターゲットに、戦略的な企業誘致を展開してまいります。

 

全国トップレベルの補助制度を活用した誘致活動では、「水」を燃料とする小型人工衛星向け推進機を研究開発する東京大学発の宇宙関連ベンチャー企業である株式会社Pale Blue の本社機能の移転計画を認定したところであり、引き続き、本社機能の誘致を進めてまいります。

 

県施行の工業団地「フロンティアパーク坂東」や常陸那珂工業団地の拡張地区についてスピード感をもって整備を進めていくほか、「未来産業基盤強化プロジェクト」により市町村の開発計画を支援し、企業の立地ニーズに応じた産業用地を確保することで1社でも多くの優良企業の立地を実現してまいります。

 

高度デジタル人材を育成し社会に輩出することを目的に大学校への移行を進めている県立産業技術短期大学校、IT短大について、2026年4月の「(仮称)情報テクノロジー大学校」としての開校を目指し、新棟の建設工事に着手してまいります。

 

さらに、成長産業や成長分野で必要とされるスキルを習得するリスキリングについて、産学官で構成する「茨城県リスキリング推進協議会」のもと、デジタルスキルの習得支援や先進的な企業の顕彰等の各種施策を進めるなど、本県産業の生産性の向上や賃金の上昇を目指し、県を挙げて取り組んでまいります。