2024年2月29日
お知らせ

令和6年第1回県議会定例会の開会に当たり、本日、次のとおり話をさせていただきました。

私は、知事就任以来、来るべき激動の時代を見据え、「挑戦」「スピード感」 「選択と集中」の3つの基本姿勢のもと、先手先手で、困難な課題にも躊躇することなく果敢に挑戦してまいりました。
その結果、2021年度の1人当たり県民所得は、前年度比で国民所得の伸びを3.8ポイント上回る9.6%増と過去最高額に達しました。
企業誘致では、分譲価格の大胆な見直し等により就任後の5年間で過去30年分相当の面積を分譲し、県外企業立地件数は6年連続全国1位となるなど全国に誇る成果を上げております。
かんしょの生産についても、農家所得を向上させるとともに、荒廃農地の再生面積は全国1位となりました。
また、海水温上昇により増加したイセエビを「常陸乃国いせ海老」として、レンコンの食害が課題のマガモを「常陸国天然まがも」としてブランド化し、鳥獣被害対策と特産品開発とを両立させました。
このように私は状況の変化をつぶさに捉え、大胆な取組を素早く実行し、課題を強みへと転換してまいりました。
昨年のデスティネーションキャンペーンでは、体験企画などに500万人を超える方々に参加頂き、メディアで300件以上取り上げられるなど今後の観光地域づくりに大きなインパクトをもたらしました。
本県は過去の延長線上にはない新たな一歩を踏み出し、「新しい茨城」づくりに向けた確かな「変化」が生まれていると実感しています。
この「変化」を軌道に乗せ、本県が将来にわたり発展し続けるよう、県民一人ひとりが変化を恐れず、挑戦できる「新しい茨城」づくりに、全力で取り組んでまいります。

 

詳しくはこちらで【HPアドレス】https://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/hodo/chiji/hatsugen/240229.html